【花農家のこだわり便interview】Vol:13

花農家のこだわり便の産地さんをインタビュー

JA中野市(JA全農長野)-長谷川 友哉さん

 

‘’花が咲くまでの成長を楽しみつつ、満開になった時の見事な姿を見ていただきたい‘’

ピンポン玉のようなまん丸の蕾といきいきと艶やかな葉が茂る芍薬の畑。冬は地上部が枯れ、地中の中で根を張りその冬の寒さがが花を充実させるという芍薬は中野市にとってシャクヤクはまさに適地適作。
長野県の北東部に位置する中野市は冬季はマイナス10度以下まで下がり、適度な積雪が花のボリュームを大きくします。東には志賀高原、西には北信五岳が望める景勝にも恵まれた地です。

 

Q.美人を形容する「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉にも登場 する芍薬ですが、JA中野様が考える芍薬の魅力はなんですか。

A.

蕾からは想像できないほど大きく咲く姿が魅力です。花が咲くまでの成長を楽しみつつ、満開になった時の見事な姿を見ていただきたいです。

 

Q.芍薬は株を植えてから最初に収穫できるまで何年もかかると聞きますが、、、

A.

芍薬は株を植えてから4年は花を切らず(収穫せず)、つぼみをつけたら摘み取る作業を繰り返し、大きな花をつける株になるようじっくり育てます。
5年目からようやく収穫できるようになります。品種ごとに最適な状態を見計らって採花をおこない、ひと晩しっかりと水あげします。野菜などの採りとちがって、芍薬は出荷前にしっかりと水あげすることで品質が格段にあがります。

 

Q.芍薬の楽しみ方のポイントをおしえてください。

A.

つぼみから開花までの成長を楽しんでいただきたいのですが、稀に開花しにくいつぼみもあります。そんな時はつぼみについた蜜をやさしく洗っていただき、活けてみてください。

 

Q.今後、力を入れて取り組んでいきたいことはなんですか。

A.

お客様に求められるような新品種の導入を進めていきたいです。

 

Q.皆さんにお伝えしたいことをお願いします。

 Farmer’s Voice:

芍薬は株を植えてから4年は花を切らず、つぼみをつけたら摘み取る作業を繰り返し、大きな花をつける株になるようじっくり育てます。蕾からは想像できないほど大きく咲く姿が魅力ですので、花が咲くまでの成長を楽しみつつ、満開になった時の見事な姿を見ていただきたいです。

 

お花農家さんの想いの詰まったお花のお届けまで、

楽しみにお待ちください!