【花農家のこだわり便interview】Vol:22
花農家のこだわり便の産地さんをインタビュー
青木園芸(千葉県)-青木良平さん・とも子さん
‘’ その花がいちばんきれいに見えるタイミングを見極めて収穫しています。 ‘’
立春を過ぎてもまだまだ寒さの残る東京の2月。アクアライン経由で約100分走った先の千葉・南房総では早春の花が咲きはじめ一足早い春が訪れています。そんな温暖な気候の南房総は昔から花の生産が盛んな地域で、ことに旧丸山町は2代目3代目が元気に農業を営んでいることでも知られています。青木園芸・青木良平さんも花農家としては2代目。農園の代名詞でもあるアジサイを筆頭に先代から受け継ぐレースフラワーや草花、そしてラナンキュラスへの挑戦。色とりどりに咲き誇るラナンキュラスを前にお話しを聞かせていただきまました。
Q.まるいキャンディを思わせるつぼみに、チャーミングに花開くラナンキュラス。畑を前にするとなんともいえない幸せな気持ちになりますね。
A.
この時期はお花の色やボリューム、品質もとてもいい時なんですよ。ラナンキュラスは表情がとても豊かなのも魅力です。一輪一輪、個性があるので育てるのは大変ですが、その花が一番きれいな時を見極めて収穫しています。
Q.ラナンキュラスの栽培に挑戦するきっかけになった品種があるとのことですが。
A.
グリーンに赤の縁取りが入るフリル咲きの「フローラ」という品種です。どことなくアジサイのオータムを思わせる感じからか、一目見てこれはうちで作る花だ!と思いました。イタリアの種苗でポンポンシリーズとしては、イグルーやシレンテも人気があります。
Q.青木園芸さんが作る花はフローリストからもとても人気がありますが、お花へのこだわりなどありますか。
A.
何かこれというものにこだわらず、常にチャレンジするチェレンジ精神を大切にしています。農園の花材でブーケを作れるようなラインナップを心掛けています。
Q.皆さんにお伝えしたいことをお願いします。
Farmer’s Voice:
ラナンキュラスは咲き方や色幅に個体差があって、花の一つひとつに表情があるのが魅力です。その花がいちばんきれいに見えるタイミングを見極めて収穫しています。
お花農家さんの想いの詰まったお花のお届けまで、
楽しみにお待ちください!